フリーランスアルバイトを掛け持ちの違い

フリーランスとアルバイトを掛け持ちすると、収入がアップしたり、スキルアップに繋がりますが、この2つには大きな働き方の違いがあるので注意しましょう。
フリーランスというのは、業務委託を行います。請負契約は、仕事を行い、注文者が希望した結果が得られた場合に報酬を受け取ることができる契約です。雇用をされているわけではないので、社会保険や業務中でケガをしてしまった場合は、すべて自己負担をしなければなりません。
一方のアルバイトでは、企業と雇用契約を結び、その職場の従業員になり、仕事をすることを約束します。フリーランスは自分が働いた分の成果が約束されるのに対し、アルバイトは働くことを企業と約束することになるのです。

フリーランスの場合は自分で働く場所、時間を選ぶことができます。クリエイターやライター、エンジニアなどは、パソコンとインターネットが繋がっている環境があれば、そこで仕事を完結することができるからです。それにより、夜中に働いたり、朝に働いたりなど、毎日決まった時間に仕事をする必要はなく、時間の融通が利きやすくなります。
アルバイトは労働基準法により休日が定められていますが、フリーランスの場合はそれがありません。フリーランスは毎日仕事を行ったり、長時間働くことができますし、休みたいと思えば自由に休むこともできます。
また、フリーランスとしての仕事は、外出の機会が少なくなったり、コミュニケーションの機会が少なくなりがちですが、アルバイトは外でバイトをするので、体を動かしたり、人と会ってコミュニケーションする機会が増えるでしょう。